1835年(天保5年)に大阪の中津藩蔵屋敷で生まれた福澤諭吉は、1歳6か月のとき父の死去により帰藩し、長崎に遊学するまでの幼少青年期を(19歳まで)この家で過ごしました。 自ら改造し勉学に励んだ土蔵も当時のまま残されており、日本の近代化・民主主義を先導した福澤諭吉の人生の原点を垣間見る事ができます。 隣接する記念館は、平成23年にリニューアル。「学問のすすめ」の初版本や書・手紙・写真のほか、一万円札の1号券など福澤諭吉に関連するものがたくさん展示されています。 また、敷地内にある白鷺稲荷社には学業成就などを祈願するため、受験生をはじめ多くの方が訪れます。