大分市街地から車で約15分程、杉の木立に囲まれた厳かな雰囲気の柞原八幡宮。 平安時代初期、宇佐八幡宮の分霊地として豊後一の宮とされ、国司・武家などの崇敬を集めた由緒ある神社です。 広大な境内には、樹齢約3000年といわれる、幹周囲が18.5mある楠の巨木が鎮座しており、国の天然記念物にも指定されています。参道の途中にある楼門は、慶応2年(1866年)に再建されたもので、軒下の柱や壁に竜・花・鳥・魚などの彫刻が見事です。“日のくれるまで眺めていてもあきない”ということで、別名“日暮らしの門”とも呼ばれています。 宝物館には、刀剣や仏像など国・県の重要文化財を多数展示しています。