旧丸毛家住宅は、臼杵藩時代稲葉氏の家臣として代々仕えた丸毛氏の住宅で、江戸時代後期の建築と推定されます(臼杵市指定有形文化財建造物)。 主屋内は、主人が来客を迎える座敷などの「表」空間と、台所、居間など居住者の日常生活の場である「奥」空間から構成されています。また、玄関は、入口はひとつですが、建物内で「表玄関」と「内玄関」に分けられるなど、臼杵の武家屋敷の特徴を色濃く残しています。こうした武家の文化を理解してもらうため、一般公開されています。 また、かまどや五右衛門風呂を使った体験学習も可能です。 (2024.2)