宝泉寺温泉郷のはずれ、町田川の川沿いにある壁湯温泉。 享保年間(1716~1735年)、鹿が湯浴びしているところを見た猟師が、険しい岸壁に道を作り、洞窟の中に温泉を開いたを伝えられており、温泉名も発見した場所にちなんで“壁湯”と名付けられました。岩石をくりぬいたような野趣あふれる半洞窟混浴露天風呂が有名で、岩の奥から湧出する絹のようなやわらかな温泉は毎分1300リットルと湯量にも恵まれています。 また、女性専用の内湯の洞窟風呂もあります。隣に流れる町田川の清流では、初夏になるとホタルの乱舞を見ることができます。