清水寺は、九州西国三十三番観音霊場第三番札所で、平重盛や木下宗連のゆかりの地でもあることから多くの参拝者が訪れています。(種田山頭火も訪れ、句と共に像も建てられています。)717年に、仁聞菩薩は、この地に霊応を感じ、十一面千手千眼観世音菩薩を刻み、本尊として安置されたと伝えられています。観音堂は普段閉まっていますが、年に二回、1月10日と8月10日の御開帳の際に拝観することができます。この日に参詣すれば、千日参詣したと同じ御利益が有ると伝えられていることから、多くの人が訪れます。また、境内には清水が湧いていて、お乳が出ない母親がこの清水を飲んでお乳を出したと言われています。