八面山は、福岡県との県境に近い大分県中津市三光地区の南部に位置し、中津市街地から10kmほど南に位置する中津市を代表する山で桜や紅葉など四季折々の景色を楽しめます。地元では「箭山」とも呼ばれています。 周辺の宇佐市、福岡県行橋市・豊前市・築上郡からも見え、さらに天気の良い日であれば北九州市門司区、山口県山陽小野田市・宇部市、鶴見岳や由布岳山頂からも見ることができます。 四方八方どの方向から見ても同じような形に見える山であるため、「八面山」の名が付いたといわれ、麓には金色温泉があり、周辺には耶馬渓があります。 山頂付近まで車で行くことができ、豊前市、中津市街地は勿論のこと、周防灘や山国川、中津平野(沖代平野)の水田地帯が一望できます。 4つの登山道・遊歩道コースがあり、八面山の四季折々の景色や心地よい渓流の音を堪能しながら、初級者から上級者までお楽しみいただけます。 『天空の道展望所』は、八面山からの景色を多くの方に楽しんでいただきたいとの思いから、令和2年3月に整備されました。 展望所からは国東半島や豊前平野だけでなく、天気の良い日には山口県まで見渡すことができます。 また、足元灯が設置されているため、夜間には安心して日本夜景遺産に認定されている夜景も楽しめます。 (2022.3)