津久見港から約14kmの豊後水道に浮かぶ「保戸島」は、周囲4km、面積0.86kmの島で、まぐろ遠洋漁業基地として全国的に有名です。 平地がほとんどないため、海岸に迫る急な斜面に3・4階建てのコンクリート造の建物がひしめくように建ち並んでおり、その景観は地中海の漁港を連想させます。保戸島集落は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定されています。 7月初旬には2日間にわたり「保戸島夏祭り」が行われ、島民や多くの観光客で賑わいます。保戸島に伝わる漁師飯、甘辛いごまだれベースにまぐろを和えた「ひゅうが丼」は、おおいたグルメグランプリで2年連続1位となるなど、津久見市の名物となっています。 (2023.3)