昭和53年(1978年)に臼杵市の名勝に指定された「白馬渓(はくばけい)」は臼杵川上流の支流にある渓谷で、紅葉の名所です。 毎年11月にはもみじ祭りが行われ、市民に親しまれています。 江戸時代に橋本真彦という人が、緑の茂みに囲まれた渓流の美しさに心をうたれ、数人の仲間とともに小さな石橋を架け、紅葉や南天など四季の花樹を植えました。信仰深かった彼らはこの地に豊受姫神(とようけひめのかみ)のご遷官を仰いでお祀りしたのが始まりといわれています。 石橋は全部で8つありますので、巡りながら数えてみてはいかがでしょうか。