深い谷のあちこちに集落がある院内町には、大きさも形も様々な75の石橋が点在する日本一の石橋の町です。 数が多い要因としては、「深い谷川に点在する集落にとって橋が不可欠であった」「川の流れが急なため頑丈な橋が必要であった」「石橋を造るのに適した石材が豊富に採れた」「石を加工する技術を持った石工が多数存在した」などがあげられます。名棟梁松田新之助は院内地域に10数基もの石橋を架設しております。 75基の石橋のうちアーチ橋は64基あり、“石橋の貴婦人”と称される鳥居橋をはじめ、御沓橋や荒瀬橋など大型の橋4基は、夜間ライトアップされています。 (2021.3)