神の宿る山といわれる米神山(標高475m)の麓には、不思議なストーンサークルがあり、9本もの巨石が円を描くように空を仰いで立っています。伝説によると、神々が聖なる山の麓に都を築こうと、100個の巨石をこの地に降らせようとしましたが、石が99個まで落ちたところで米神山の神様が一計を案じ、都を築くことが出来なかったそうです。今でも、米神山には99個の大きな京石が突き刺さっています。頂上まで登山ができるようになっており、これも楽しみの一つになっています。この場所は、私たちに何か力を与えてくれるような、癒されるような、不思議な空間となっています。 (2021.3)