明治に入ったころからその浴場があったといわれています。別府駅や中心市街地に近く市民の方だけでなく観光客の皆様にも多く利用されてきました。観光客の増加に伴い明治、大正時代に改築を行い、昭和32年には大浴場をはじめ、家族室やホールを備えた鉄筋コンクリート3階建ての建物に改築されました。平成26年8月にリニューアルオープンした施設は、歴史ある温泉にふさわしい風格ある魅力的な意匠を取り入れています。多くの人に気持ちよく利用していただくために、視覚障害者対応エレベーター、多目的トイレを備え、エントランスへのスロープの設置などバリアフリーデザインを多く取り入れています。市営温泉の中でもっとも広い浴槽を確保し、好みに合わせて入浴できるよう「あつ湯」と「ぬる湯」を設けています。また、2階には集会室はフローリング仕様となっており、様々な用途にご利用いただけます。 (2022.5)