法華寺の上の山を経塚山(きょうづかやま 標高610m)といい、寺の奥の院に経塚があったことからこの名が付けられたそうです。山頂付近にはミヤマキリシマの群生地(約20ヘクタール)があります。 ミヤマキリシマの群生条件は標高800メートル以上の高地といわれていますが、ここはそれよりも低地に群生しており、県内でも最も早く開花することで知られています。1974年には県の天然記念物に指定されました。 ふもとから山頂まで続く登山道の一部は、戦国時代、宣教師フランシスコ・ザビエルが通った道としても知られています。