鶴見半島の梶寄浦と向かいの大島との間にある海峡で、幅は約500mあります。この海峡は上げ潮と下げ潮が激しくぶつかる所で、大潮の時には海面に1m以上の段差による渦が巻きます。海峡の中間に建っている灯台は元の間海峡標といって、多くの船が座礁する事故が多発した事から航路の安全を図る為に建てられたものです。目の前に広がる元の間海峡を一望できるのが段々展望所で、元の間海峡のうず潮として観光客の目を楽しませてくれる展望所となっています。 展望所からは、「壇の窓」と呼ばれる、波の浸食によってできた大きな洞窟を見ることもできます。