町屋から南台武家屋敷の裏丁へと通じるのが「飴屋の坂」 この坂の特徴がなんといっても”くの字”型に美しくカーブする形。 杵築の坂道の中でもカーブする急傾斜の坂道は珍しいこともあって、ついつい歩いてみたくなる坂でもある。 そして、白く見える石畳も「飴屋の坂」ならでは、白っぽい石畳は雨が降る夜でもうっすらと白く浮かび上がりいつの頃からかこの”雨夜”が変化して”飴屋”になったという説もある。 坂の下には実際に飴屋があり、それが名前の由来になったという説もあるなど今ではその両方が通説となっている。 機会があれば、雨の降る、それも夕暮れ時にこの坂道を訪れ、白く美しく浮かび上がる石畳を歩いてみることをお勧めしたい。