豊後梅、青軸梅、白加賀(しろかが)、寒紅梅などの梅が、約450本もある県内でも有数の梅の名所です。 代表する梅は、龍が臥した姿に似ていることが名前の由来とされている「臥龍梅(がりゅうばい)」。古くは太宰府天満宮(福岡県)の梅の枝を持ち帰ったことが梅園の始まりだと伝えられ、特別な梅として境内に約50本植えられています。 見頃は、2月中旬から3月上旬にかけてで、満開時には梅のトンネルが続き、あたりには梅の甘い香りが立ち込めています。園内には売店があり、名物の鶏めしをはじめ、うどんやそば、甘酒がいただけます。 毎年2月上旬から3月中旬に吉野梅まつりが行われ、臥龍梅太鼓・吉野棒術・佐柳獅子舞・相撲甚句・茶会・郷土神楽などが催されます。