慶長6年(1601年)熊本の太守であった加藤清正公が建立した寺です。本殿には加藤氏歴代の位牌、宝物館には、清正公の遺品を残す由緒ある寺です。加藤清正公が慶長16年(1611年)に病死して以来、法要が行われるようになり、これが後の鶴崎の夏の風物詩「二十三夜祭」として、多くの人に親しまれています。清正公が地面に突きさした杖が大木となったと伝えられる「逆さ銀杏(いちょう)」が有名です。 法心寺から東、約400mのところに劔八幡宮があります。劔八幡宮へ行く途中には、幕末から明治初期にかけて活躍した鶴崎出身の儒学・教育者である毛利空桑の旧宅天勝堂や私塾知来館があることから、この道は「空桑思索の道」と呼ばれています。