村に古くから伝えられる「姫島村七不思議」は、数多くの伝説と神秘の残る姫島らしいスポットです。 ・お姫様がおはぐろをつけた時、石の上置いた猪口(ちょこ)と筆の跡と言われる“かねつけ石” ・牡蠣が阿弥陀三尊に似て群棲し、食べると腹痛を起こすと言う“阿弥陀牡蠣(あみだがき)” ・お姫様が使った柳の楊枝を逆さに挿したところから芽が出たと言う“逆さ柳” ・大晦日の夜、債鬼(借金取り)に追われた島民千人を匿うことができた“千人堂” ・お姫様がおはぐろをつけた口をゆすぐため、手拍子を打って湧き水が出た“拍子水(ひょうしみず)” ・漁業の神様として島民の信仰を集める高部様が祀られ、その鳥居は大時化や高潮でも海に浸かることがないと言われる“浮洲(うきす)” ・埋められた大蛇の怒りで田が揺れる“浮田(うきた)” (2023.12)