鹿嵐山は雄岳(758m)雌岳(730m)からなる、ツクシシャクナゲと紅葉、名勝耶馬渓66景のひとつでもある地蔵峠の景で知られる県北を代表する山です。院内・安心院からは鋭く、玖珠からはなだらかな双子峰と、見る場所によって姿を変えます。山頂付近はツクシシャクナゲの群生地となっており、初夏に美しい花を咲かせ、人々の目を楽しませています。雄岳の山頂からは八面山や宇佐平野などのすばらしい景色を望むことができます。雄岳から北に稜線を延ばしたところには、最大のビュースポットとなっている「地蔵峠の景」があり、万里の長城にも例えられる岩稜歩きは圧巻です。初夏や紅葉の時期には多くの登山客で賑わいます。 (2021.3)